今回は、いつもご利用いただくお客様より、多数の人が利用しているドアノブが付いている扉を、扉を閉めれば自動で鍵がかかる自動施錠式への交換のご依頼です。
MIWA U9 HMD-1 というインテグラル錠(ドアノブ錠)から自動施錠式への切り替えとなりますと、数パターンありますが、お見積り提示の金額から、今回はMIWA U9 HKD-2A という自動施錠型の商品への交換です。
作業前
MIWA HMD-1というインテグラル錠が付いています。(フロント板部分に MIWA HM と刻印あり)
施錠方法は、外からはキー、内側からはサムターンという一般的な仕様です。
扉を自動施錠にしたい場合はドアクローザーもチェック
ご参考までですが、扉を自動施錠型にしたい場合は、ドアクローザーの動作確認や、扉の建付け確認も必要です。
錠前を自動施錠型へ折角切り替えたのに、ドアクローザーの動作不良で、扉から手を放しても自然に最後「パタン」と閉まるところまでいかないと、自動施錠式の意味が無くなってしまいますので、ドアクローザーの動作確認もします。
調整で済む場合もありますし、明らかにドアクローザー交換が必要な場合もあります。
今回の工事では、比較的古いドアクローザーが付いていましたが、動作的には問題ありませんでしたので、錠前の交換のみで完了しています。
交換作業中
交換前のMIWA U9 HMD-1 インテグラル錠はバックセット64ミリが付いています。
交換完了
MIWA U9 HKD-2Aへの交換工事も完了して、扉を閉めると自動で鍵がかかる自動施錠式へと変わりました。
外からはキーを使って開錠。
内側は常時空ノブなのでいつでも開錠可能です。
ストライク(受け口)も専用品を取り付けて完了です。
補足
セキュリティの面から、扉を常時施錠しておきたい場合も多いと思いますが、多数の人が使う場合には、手動で鍵を掛ける仕様だと、なかなかどうしても無理がある気がします。
今回は、MIWA HM からHKというドアノブへの交換でしたが、レバー式自動施錠型への交換など、いろいろな取付パターンがありますので、ご不明な場合はお気軽にお問い合わせ下さい。
「お問い合わせ」ページから扉の写真を送っていただければ、概ね判断は出来ると思います。
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