トイレのハンガードア(吊り戸)に付いている表示錠が壊れてしまったとの事でお伺いさせていただきました。
お伺い当日
扉の上下に表示錠が付いているのですが、今回は下側に付いている表示錠のサムターン(ツマミ)部分が壊れて外れてしまっていました。
バリアフリー仕様のトイレだったので、下側は車椅子の方が使いやすい位置に設置してあるみたいです。
壊れた原因を調べていましたが、どうやらツマミを固定しているU字クリップ部分のプラスチックが割れてしまったのが原因の様です。
当日修理は不可でしたので、下側の壊れた方を使わない様にしていただいて、後日部品を入手したら交換しましょうという事で現場を後にします。
部品のメーカーと商品を特定するのに難儀しました
「部品を調べます」と言ったは良いのですが、これがまた大変でした。
いままで見たことが無かった表示錠でしたので、部品探しのヒントになる文字やシール探すべく、扉周りをくまなく調べたのですが、まったくもって一切のヒント無し…。
帰宅後もネットやカタログで調べまわるはめに…。。
調べまくる事数時間。やっと扉を販売しているメーカーがわかりました。
とりあえず、そのメーカーさんに「故障したので1セットだけですが部品が欲しいです。1セットだけの販売はしてくれますか?」的なお問い合わせをさせていただきその日は就寝。
翌日、担当者より連絡が入り、とんとん拍子に話がすすみ無事部品を入手する事ができました。
メーカー担当者様。ありがとうござました。大変お手間をお掛けしました。
10年近く前ですが、パチンコ屋さんのお客様用トイレの3枚折り戸の表示錠が壊れたという話しが来たことがあったのですが、私が現場調査する前に工務店の方が見積り。
2か所の折り戸の表示錠交換工事で、工務店の見積もりが「20万円!」(この扉を設置した工務店さんかな?)
オーナー様、激怒り。(そりゃそうだ!)
そして私の方に話が流れてきたのですが…。調べた結果。
- 販売メーカーに物件名を伝えたら直ぐに分かってくれた。(販売している扉を設置したデータがあるもよう)
- その物件に使われている表示錠は、標準より10ミリ長い特注品が使われているので納期と加算が入る。
- 部品販売のみはしていない。(部品代は1セットでだいたい20,000円ほど ※3~4,000円くらいの商品にしか見えないし、しかも直ぐに壊れそう)
- 指定の工事業者に作業に行かせるので、別途作業代が入る。(2人作業員がきて60,000円くらいの請求内容)
- 取引するにあたっては、取引契約の為の口座を開設する必要があり。
結果、私のほうの見積もりでも軽く10万オーバー。
依頼主・オーナー様に良い顔をされないまま、作業当日の早朝6:00頃、当日派遣された2人の作業員を眺めていただけという苦い経験あり。
他の業種でも「外部へ部品供給不可にして、取り付け後のアフターを含めて利益確保」という、これと似たような事多いとは思いますが、ここまでやるのもどうなんだろ?
と思った次第です。
交換作業開始
若干ではありますが、仕様変更されている?っぽいので、交換前に部品を相互に眺めてみます。
大体同じでした。
交換工事完了
これにて交換工事完了です。
補足
鍵が壊れてお困りの際、扉周りの写真を「お問い合わせ」ページから送っていただければ、判断できる場合もあります。
写真からは判断ができなければ、現場調査が必要となります。
ご不明な場合は、お気軽にご相談ください。
横浜市内及び川崎市(高津区・中原区・宮前区・麻生区)はホームページに記載の料金に出張費も含まれています。
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