トステムの玄関扉(扉名:ポルトNX)に付いている、上側の錠ケースQDB-855の動きが悪いとの事で 、交換のお伺いです。

同時に、扉の建付け調整もさせていただきました。

以前の記事「トステム 玄関シリンダーと錠ケース3か所交換 QDB-855/856/857」も参考にしてください。

交換前

フロントプレートに「TOSTEM QDB-855 u-shin」と刻印された錠ケースの交換です。

以前の記事にも書いてありますが、このQDB-855 ガードロック錠ケーシングは、経年摩耗で約10~15年位で不具合が目立ちます。

※各メーカー、サムターンやキーを回すと「ガチャガチャ」と2段階で動作するガードロック錠ケーシングという仕様品を採用していますが、どのメーカーの物でも、同じ様に10~15年ほどで不具合が出始める様に思います。

錠ケースの交換自体は直ぐに終わりますが、ポルトNXの場合、新しい錠ケースに交換すると、いきなり施解錠が出来なくなる事が多いのですが、この物件でも同じでした。

扉が立派で重いがゆえに下がってしまう

ポルトNXで非常に多いのが、扉の厚みがあって重量がある為に、10年以上経つと、だいぶ扉が下方向に下がってしまっています。

この物件もそうでしたが、扉が下枠に擦った跡があり、扉を開け閉めする度に引っかかっていました。

そうなると、角がハッキリしている新品の錠ケースに交換すると、施解錠する際にストライク部品に当たってしまい、上手く施解錠が出来なくなってしまいます。

※ストライクや錠ケースの干渉している部分を削って応急対処している物件も拝見しますが、施解錠が変な動作になってしまう事がありますので、あまりオススメできる対処法ではありません。

下側のピポットヒンジで建付け調整

下側に付いているピポットヒンジですが、ポルトNXの場合は「前後・左右・高さ」が調整出来るようになっています。

高さの調整範囲内で直せそうでしたので、扉を少し上側に調整して完了です。

※調整方法が簡単ではありませんので、調整の説明書などが無い状態では、むやみにネジやナットを回さない方が良いと思います。

(最悪、扉が外れるかもです。)

扉の下がり方が調整範囲で直せない場合は、このピポットヒンジを新しいものに交換する必要もあると思います。

補足

扉の開閉や鍵を回すときに「あれ?変な音がするな…。」となったら注意信号とも思います。

実際見ないと分からない場合もありますが、「お問い合わせ」ページから扉の写真を送っていただければ、概ね判断は出来る場合も多いです。