いつものように、メーカーへ手配していたオートロック(共有部)と連動した玄関のキーシリンダーが入荷したので、鍵交換作業に伺わせていただきました。
今回は、MIWA製のレバーハンドル錠に付いている、U9というキータイプでマンション全体が「逆マスター組み」されていましたので、メーカーへこのマンション用にて手配をしていました。
扉の上側には、MIWA製のPRキーを使ったNDRという補助錠が付いています。このPR NDR部分もオートロック連動する様に鍵交換します。
このMIWA U9の場合のメーカー納期は、概ね通常時で約2~3週間です。
主錠(下側)はMIWA製のレバーハンドル錠でU9 LAMAが使われています
この下側の主錠のレバーハンドル錠に付いている「MIWA LAMA」に付いている部分が、オートロックと連動しています。
補助錠(上側)にはMIWA製のNDR(正確にはPR ND2R)が付いています
この上側の補助錠は別キーで使われていた模様です。
この部分も下の主錠と同じキーで使える様に、ゴールド色へ変更のうえ鍵交換します。
交換作業中
交換工事が完了
キーの本数は、基本1つの鍵穴に対して標準で3本付いてきますが、今回の物件は上下のキーシリンダーを同一キーのうえ交換していますので、総本数は6本となっています。
エントランスのオートロック(共有部)にも対応しています
当然ですが、エントランスのオートロック(他共有部)にも対応しています。
オートック部分がタッチキーの場合はご相談ください。
オートロック連動でよくありそうな質問
GOALというメーカーの場合は、キーシリンダーの種類にもよりますが、概ね1か月前後です。
なかには納期が2ヶ月かかるメーカーもあります。
・マンションの正確な「マンション名」
・マンションの正確な「住所」 ※区画整理などで住居表示が変わった場合は、旧住所をいただけると尚良いです。
・現在お使いの純正キーに刻印されているキーナンバー
あとは、正確なキーシリンダー特定の為に、扉周りの写真などを「お問い合わせのページ」から送っていただくか、現地調査が必要となります。
メーカーから届いたタッチキーを、マンションに設置(主に管理人室内)の制御器に登録するケースや、メーカーから届いた時点でタッチキーで開けられるタイプなど、様々な種類があります。
制御器への登録に指定の鍵業者を設定しているマンションもあります。そういう場合は、直接指定業者へ連絡していただいた方が、お客様にとってスムーズな場合もあります。
注文するメーカーに、ゼロからそのマンション用の為にキーシリンダーを作成をお願いしますので、ご希望のキー本数は可能です。
しかし、標準で付いてくるキー本数から数を減らした場合、特に金額が安くなるという事はありません。
標準本数よりも増やしたい場合のみ、本数指定をするのが一般的です。
「後から増やすから標準の3本のままでいいや!」と考えられていらっしゃるならば、最初から本数を多めに手配した方が、割安にもなりますし、注文の手間も省けて良いかと思います。
廃盤タイプをお使いの場合は、玄関のみの単独での鍵の交換となります。
下にある、MIWA製の場合の「廃止シリンダー一覧」PDFを参照してください。
※PDFの表の左側にある、「既存物件合わせ製作対応」という項目が、共有部含むマンションのオートロック部分に該当します。
※2020年9月時点での情報です。
補足
先にも書きましたが、メーカーへの手配品の為、部品を間違えるリスクを減らす為に、ある程度の情報が必要です。
「お問い合わせ」ページから写真を送っていただければ手配が可能な場合もありますし、写真だけの情報では不足なので現地調査をさせていただく場合も多いです。
詳しくはお問い合わせください。
横浜市内及び川崎市(高津区・中原区・宮前区・麻生区)はホームページに記載の料金に出張費も含まれています。
川崎市(川崎区・幸区・多摩区)及び、横浜を除く神奈川県内・東京都内などは、出張費が1,100円~5,500円ほど距離に応じて加算となります。